ママ

形態論情報

語彙素
ママ
語彙素読み
ママ
品詞
名詞
普通名詞
一般
語種
情報の種類 件数 画像・グラフ
統計情報 19(CHJ)/5392(BCCWJ) 2
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言語記事 13 0
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研究文献 3

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言語記事情報

資料名 発行年月(日) 掲載位置 欄名・
連載名等
執筆者 題名 内容 コード キーワード 備考
文藝春秋 1923年6月 3-4 中村武羅夫 「パパ」「ママ」を難ず 両親を呼ぶ「パパ」「ママ」ほか、万事が安易に西洋風になることを批判する。 親族語彙 外来語・外国語制限 言語意識 新語・流行語 ママ
文藝春秋 1923年7月 13-14 平野青夜 「パパ」「ママ」を弁護す(奨励に非ず) 中村武羅夫氏に(下) 6月号の中村に対し、新しいものを排することへの疑問を呈しパパママを弁護するも、自身の子にはエスペラントのパーチョ、パーニョを使わせたい、とする。 親族語彙 外来語 言語意識 人工言語 新語・流行語 ママ 上中下のうち下のみを掲載
文藝春秋 1923年7月 14-15 丸山室夫 「パパ」「ママ」は何処の国の語か 英米の子供もパパママは使わずダディ、マミイを使うのに、乳児でもない日本人の子供がパパママを使うのは愚劣である、とする。 親族語彙 外来語 言語意識 新語・流行語 ママ
文藝春秋 1923年8月 11-11 鴻原駿 妄言 カンプロマイズが間違いであることを再主張し、パパママはどうでもいい問題、とする。 外来語の表記 親族語彙 外来語 言語意識 新語・流行語 ママ
文藝春秋 1933年5月 138-164 巌谷小波、岸田国士、久米正雄ほか 明治大正昭和文芸座談会 「改訂小学読本」教科書に書いた文章は、文部省に去勢されてしまう。「パパ・ママ論」文士でも子供が「パパ・ママ」を使う家庭が多い。「スタイル論」「文章の進展」「露伴・紅葉・花袋」作家の文体と、今日の文体への硯友社の影響について。(152) 親族語彙 国語教育 教育政策 ジャンルによる文体 ママ
文藝春秋 1934年10月 60-61 社会春秋 松田文相の「パパ・ママ」追放案について、その考え方なら日本娘がパンツをはきハードルを跳ぶオリンピックもダメなことになる、と揶揄する。 親族語彙 呼称 外来語・外国語制限  ママ
文藝春秋 1934年10月 294-295 目・耳・口 松田文相の「パパ・ママ」批判を、「愚にもつかぬ世迷ひ言」と退ける。 親族語彙 呼称 外来語・外国語制限  ママ
文藝春秋 1935年7月 6-7 随筆 植原悦二郎 腑に落ちぬ事 小児がパパ・ママと言ったところで孝行の大義を失うことはない。それを言うならメートル法も、洋館に住み洋服を着て洋書を読むことも禁止するべきだ。 呼称 幼児語 親族語彙 外来語・外国語制限 ママ
文藝春秋 1935年8月 180-184 現代語考 岡倉由三郎 ことばはゆらぐ 明治以降の風俗の変化を概観し、さらに言葉遣いの変化について、「パパ・ママ」を容認し、外来語や若者語も冷静に評価しつつ述べる。 国語問題一般 新語・流行語 若者語 外来語・外国語制限 パパ・ママ
文藝春秋 1935年8月 222-224 二階堂放話 久米正雄 松田文相の「パパ・ママ」排斥を排外思想と批判し、自分の家庭では幼児語としてのみ使わせており、「パパ・ママ廃すべからず。是を幼語とせよ」としめくくる。 外来語・外国語制限 呼称 親族語彙 幼児語 ママ
文藝春秋 1935年9月 16-17 随筆 桑田芳蔵 言外の意味 俳句や諺、さらには語や文章にも「言外の意味」というものがあり、それを翻訳するのは難しい。「パパ・ママ」の流行は単なる外国模倣でなく、親子関係の心理的推移の結果である。 翻訳 詩歌 ことわざ 外来語 親族名称 ママ
文藝春秋 1936年3月 186-193 林房雄 小泉三申閑談録 「松田文相の追憶」林と小泉策太郎との対談録で、小泉が、駅名の横書きの仕方や仮名遣い、さらにパパ・ママ等の外来語の使用についての持論を述べる。(191-3) 国字問題(その他) 仮名遣い 文字・表記(その他) 外来語・外国語制限 親族語彙 ママ
文藝春秋 1938年11月 25-26 随筆 村松正俊 東京語の変化 東京生まれの自分は、日本をニッポン、店の「いらっしゃいませ」、肯定で使う「とても」、パパ・ママ、「ねえ」のアクセントなど変化している今の東京語に不満がある。 方言(東京) 標準語 言語意識 ママ

研究文献情報

文献ID 見出し 著者 文献名 出典
14704 ママ 森一 「〈パパ・ママ〉について」 『英語教育』10-12昭37・3
14705 ママ 東恩納寛惇 「〈ターリー〉〈パパ・ママ〉及び〈おばあさん〉」 『沖縄文化』7昭37・8
14706 ママ 白石浪男 「ママ・パパ・おかあさん」 『日本語』21-8昭56・10